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仕事と子育ての両立に悩んでいる人に読んで欲しい (保育士ママ 転職 体験談)
保育士として働きながら、子育てとの両立に悩んではいませんか?
仕事は好きなのに、とにかく時間がない!そして心にも余裕がない…。
私もまさにそんな毎日を過ごしていました。
「わが子との時間をもっと大切にしたい」
「保育の仕事も続けたい。キャリアも諦めたくない」
そう思いながら、なかなか行動に移せずにいた私が、
転職をきっかけに“自分らしい働き方”を見つけるまでのお話です。
子育てと両立できる働き方を探すなら、まずは👇
保育士の仕事は好き。でも「自分」の時間が全くない

仕事に追われる毎日
ほんとに時間に追われる毎日でした…。
前提として、わが家では夫の仕事が忙しく、帰りがとても遅いため、家事育児はほとんど私が担っていました。
息子たちは当時3歳と1歳。どちらも手がかかる時期で、朝子どもを起こしてから1日の時間のゴングが鳴る感じがしていました。
息子たちを起こし、簡単な朝食(ほとんど菓子パン)を食べさせます。それでもぐずって食べなかったりするけれど、そんなことはかまってられず、食べ残しても時間が来たら終わりです。
自分の仕事の段取りを頭で考えながら、息子たちを着替えさせます。そうこうしていたらあっという間に時間が経ち、自分の用意をさっと済ませると、自転車に乗り込み保育園へ猛ダッシュです。
夜干しておいた洗濯物を取り入れる暇もなく、「雨が降ったらどうしよう…」なんて思いながら自転車を漕いでいました。
園に着いて用意を済ませると、ぐずって泣いている次男を先生に託し、急いで職場へ向かいました。
日中も全力で園の子どもたちと向き合い、明日の保育の準備、書類作業など、お迎えの時間までに間に合うように、仕事をどんどんこなしていきました。それでも山のような仕事は終わらず、製作の準備物などの持ち帰りの仕事をカバンに詰め込み、「すみません、お先に失礼します。」と謝りながら退勤して、息子たちが待つ保育園へ猛ダッシュで向かいました。ここで第2の時間のゴングが鳴るのです。
保育園に着くと「遅くなってすみません」と謝り、息子たちを迎えます。
家に帰って急いで荷物を片付け、夕食を作り、お風呂に入れて保湿剤を塗り、歯磨きをして息子たちを寝かしつけます。
私も限界がきて、いつも寝落ちしていました。
しかし、仕事が残っている!
強迫観念で夜中2時くらいに目が覚め、暗い部屋で仕事の残りを片付けていました。
すると決まって次男が起きてきて、泣き出す。もう一度寝かしつけにいく日もありましたが、抱っこ紐でおんぶしながら仕事をしている日もありました。
そんなこんなで朝になり、また同じ1日が始まるのです…
心の余裕がなく、笑えない日々…
そんな1日中走り続けている状態のまま1年が過ぎ、気付けば身体も心もボロボロでした。
流行りの音楽も知らない、テレビも見れない、自分のケアなんて全て後回しで、ただ仕事と生活を前に進めることだけに一所懸命でした。
保育の仕事は大好きなのに、
家庭とのバランスが取れなくなっていくことに、もどかしさを感じていました。
子育てに妥協できない自分がいた
保育士なんだから…。この言葉がずっと自分を苦しめていました。
仕事と生活だけでいっぱいいっぱいなのに、保育士なんだからきちんと子育てをしなくちゃ!
いい環境で教育をしてあげなくちゃ!
だけどきちんとできない自分は母親としてダメなんじゃないか…
そう思い詰めてしまうようになっていきました。
休日、持ち帰りの仕事がたくさんあるのに、朝から息子たちを連れて公園に行っていた時のこと。
ふと、「あれ?私楽しくない」そう感じていました。
公園に居ても仕事のことが気になり心から楽しむことができなかったのです。
そう、私は朝から公園に連れて行ってあげている理想の母になりたかった一心で無理をしていたのだと気付きました。
転職を決意したきっかけ

就職してから、同じ園に10年以上勤めてきて、転職なんて一度もしたことも考えたこともありませんでした。
しかし、そんな私の気持ちの糸がプツッと切れてしまった出来事がありました。
ある日、息子が体調を崩して保育園を休むことに。
朝から私の母に頼んで息子を見てもらうことになったのですが、息子の体調はなかなか良くならず、次の日も母と私、夫と交代で仕事を休みながら息子を看病していました。
息子の病状を聞く度に「自分の子どもより職場を優先しているかも…」
そう感じた瞬間、涙が止まりませんでした。
それをきっかけに、
「家庭と仕事、どちらも大切にできる環境で働きたい」
『今しかないわが子との時間をもっと大切に噛み締めたい」と思い、転職を決意しました。
家庭と両立できる職場を探して (保育士 子育て 両立)

ママ保育士に寄り添ってくれる転職サイトを活用
最初はどんなサイトを使えばいいのかわからず不安でしたが、
とりあえず、保育専門の転職サイトに登録してみることにしました。
担当の方が、子育て中でも無理なく働ける園を一緒に探してくれて、
「家庭を優先しながら働ける場所は、必ずありますよ」
と声をかけてくれたのがとても心強かったです。
登録は無料なので、まずは第一歩から行動してみましょう
こちらのサイトは、厚生労働大臣認可で安心の就業支援サービス。
保育専門の人材コーディネーターがひとりずつ専任で丁寧に対応してくれるので、おすすめです。
転職活動の流れ
- 無料登録
- 希望条件を伝える
- 求人紹介・面接サポート
- 内定・入職フォロー
仕事をしながらでも無理なく進められたのがよかったです。
私が転職で希望した条件は、
①9:00からの勤務
朝子どもたちをゆっくり送り出し、家事もある程度してから出勤したかったので、この条件にしました。
②クラス担任ではなく、保育事務と、保育補助の勤務。
ずっとやってみたかった保育事務のお仕事を希望しました。手が空いている時には、保育補助もできることも伝えました。
③自宅から自転車で通える範囲
通勤時間が与えるストレスは大きいことを知り、自宅から自転車で通える範囲の所を希望しました。(しかし、近すぎるのも都合が悪いので、程よい距離で…)
転職して感じた変化

家族との時間が増えた
無事に、希望通りの勤務先が見つかり、転職しました。
転職後は、勤務時間が短くなり、夕方に子どもと公園へ行く時間ができました。
また、朝もゆっくりと用意をして出勤できるため、焦る気持ちがなくなりました。
平日に習い事、病院の定期検診にも行ける喜び
前職では、子どもたちの習い事は土日にしか行けず、休日は習い事で費やしていました。
しかし、転職してからは平日に習い事を入れられるようになり、休日は家族でお出かけしたり、
のんびり過ごしたりと、休日の過ごし方が劇的に変わりました。
また、自分自身の定期検診にも平日に時間が使えるようになり、自分を大切にすることができるようになったことがとても嬉しかったです。
熱があったら休んであげられる。体調が悪そうならすぐに休ませてあげられる
転職して、何より大きな気持ちの変化は、「子どもが熱を出したら休んであげられる安心感」これだと思います。転職先は、わが子を優先することを理解してくれていて、子どもたちが体調不良の時には、私が休んで看病することが出来ました。また、以前は熱がなく、体調が優れないのかな?という程度だと無理をさせて保育園に預けていましたが、大事をとって休ませてあげるという選択肢を持てるようになりました。
わた子を優先できるという働き方を一番、実感できる瞬間だったと思います。
仕事がもっと好きになった
無理のない働き方ができるようになってから、
職場の子どもたちにもっと笑顔で向き合えるようになりました。
「保育士を続けてよかった」と心から思えた瞬間です。
転職を通して気づいた“自分らしい働き方”

転職をして少し心の余裕ができたことで、
「働くって、いろんな形があるんだな」
と感じるようになりました。
家庭も大切にしながら、自分のペースで働くこと。
それが今の私のテーマになっています。
そして、次のステップへ
実は、この転職をきっかけに、
“在宅ワーク”という新しい働き方にも出会いました。
保育士としての経験を活かしながら、
家でできる仕事に挑戦してみたんです。
そのお話は、次の記事で詳しくご紹介します。
→ 【次の記事】保育士ママが在宅ワークを始めた理由とリアルな体験談(近日公開しますね)
まとめ

保育士として働くことも、ママとして子どもと向き合うことも、
どちらも大切な私の一部。
だからこそ、無理をせずに“自分らしい働き方”を選ぶことが、
家族みんなの笑顔につながると思います。
転職を考えている方は、まずは情報を知るところからでも大丈夫です。
👉 ほいく畑で、あなたに合う園をチェックしてみてくださいね。
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- 【次の記事】保育士ママが在宅ワークを始めた理由とリアルな体験談(近日公開予定)

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