春から初夏へ。自然がいきいきと動き出す季節
5月は、新しい緑、色とりどりの花、虫の活動など、自然が一気に動き出す季節。
そんな季節の変化を感じられる絵本は、子どもの感性を育てる大きなヒントになります。
外遊びのきっかけにも、おうち時間の知育としても、自然絵本はおすすめです。
春の自然を楽しむ絵本
『はるのくさばなあそび しぜんにタッチ!』
春の野原には、遊べる草花がいっぱい。こんな草花も遊びもできるんだ!と新しい発見につながりますね。草花を観察したり、遊んだりすることで、身近な自然に興味を持つことができると思います。

はるのくさばなあそび しぜんにタッチ!
『チリとチリリ はらっぱのおはなし』
チリとチリリが自転車に乗ってはらっぱへ。シロツメクサやたんぽぽなど、春の自然がいっぱいい登場し、春を身近に感じられます。草花や虫など、自然を感じられ、この後お散歩に出かけたくなりますよ。

チリとチリリ はらっぱのおはなし
草花やたんぽぽにまつわる絵本
『たんぽぽのふね』
たんぽぽの綿毛が旅に出る――。
やさしい視点と詩のような文章で、自然の命の流れを感じられる美しい絵本です。

たんぽぽのふね
『やさしいたんぽぽ』
「どうしてたんぽぽって咲くの?」という問いに、やさしく寄り添う物語。
観察と共感の入り口になる一冊。

やさしいたんぽぽ
『たんぽぽ』
福音館書店の自然観察絵本の定番。
子どもと一緒に、たんぽぽの生態や変化をじっくり観察したくなります。

たんぽぽ
花と心を届ける絵本
『おはなをどうぞ』
やさしい気持ちを「お花」で届ける物語。
自然だけでなく“人とのつながり”も感じられる一冊です。
母の日後の余韻にもぴったり。

おはなをどうぞ
生き物とふれあえる絵本
『いもむしれっしゃ』
いもむし列車が小さな虫たちの世界を走る絵本。途中ハラハラドキドキする場面もあるけれど、
虫たちの生活の様子が垣間見れてとても面白い。
虫好きのお子さんにぴったりの絵本です。

いもむしれっしゃ
野菜を知る絵本。食育にも繋がります
この時期は、夏野菜を植えるチャンス。自分で育てた野菜を自分で収穫して味わう体験をすることはとても良い教育効果があります。自然の恵みに感謝したり、命の大切さを感じたりすることができます。また、野菜の生長に興味関心をもったり、野菜ことを知る大チャンス。食育にも繋がっていきますね。そんな野菜を植える導入には、ぜひ絵本でわかりやすく伝えてあげて欲しいです。
「トマト」

トマト
「おどろきいっぱいトマト」

おどろきいっぱいトマト
「やさいのおなか」
野菜を植える前に、野菜クイズをするのはいかがですか?野菜の断面が描かれていて、「何の野菜かな?」とクイズを楽しんで、野菜への興味や関心を高めていきましょう。

やさいのおなか
絵本から広がる、自然体験のアイデア
- 読み終わったあとに「たんぽぽ探し」や「虫さがし」に出かけよう!
- 草花をスケッチしてみる、五感を使って自然を感じてみよう
- 絵本の内容をヒントに、「おさんぽカード」や「自然ビンゴ」を作るのも◎
- 今から夏野菜を植えて、野菜そのものや野菜の生長に興味関心を持つのも◎
関連記事:行事の絵本を紹介した記事もチェック!
5月にはこどもの日や遠足など、行事にまつわる絵本もたくさんあります。
行事と自然の絵本を組み合わせることで、もっと豊かな読書体験に。
👉 親子で楽しむ♪ 5月の行事にぴったりの絵本まとめ【こどもの日・母の日にも】
まとめ|自然の絵本で、「感じる心」を育てよう
自然は子どもたちにとって、いちばん身近で大きな学びの場。
絵本を通して自然の美しさや不思議を知ることで、外の世界を見る目が変わります。
ぜひ、親子の読書時間に自然絵本を取り入れてみてくださいね。
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