5月は、ゆったりとした絵本の時間を
4月の終わり、園や小学校に慣れてきた子どもたちも、GWで長期の休みに入ると、4月始めに感じたような、ドキドキの気持ちを感じている子も多いのではないでしょうか。そんなときは焦らず、親子でゆったりと絵本の読み聞かせの時間をとって、親子の絆を深めることで、次への活力になっていくことだと思います。また、これから経験する行事などを楽しみにできる絵本を読むことで、活動への意欲が湧いてくるのではないでしょうか。
きょうは、そんな「こどもの日」や「母の日」、遠足やピクニックなど、楽しみにできる行事についてのおすすめの絵本を紹介していきます。
気持ちのいい季節に、家族の大切さや季節の移ろいを感じられる絵本の時間を取り入れてみませんか?
こどもの日におすすめの絵本
『こいのぼりぐんぐん こどものひ』
こいのぼりの由来や、こどもの日の意味が楽しくわかる一冊。
明るいイラストとやさしい語り口で、小さなお子さんでも楽しめます。

こいのぼりぐんぐん こどものひ
『こいのぼりくんのさんぽ』
こいのぼりが空を散歩するという、ユニークな視点の絵本。
読み終わったあと、空を見上げたくなる1冊。

こいのぼりくんのさんぽ
『そらいっぱいのこいのぼり』
空を舞うこいのぼりたちと、「ちいさなこいのぼり」の冒険。
自分らしくあることの大切さも伝えてくれます。

そらいっぱいのこいのぼり
遠足やピクニックにぴったりの絵本
『きょうのおべんとうなんだろうな』
遠足やピクニックをもっと楽しみにしてくれる1冊。
「今日はどんなお弁当かな?」そんな日常のワクワクを引き出してくれます。

きょうのおべんとうなんだろうな
『えんそくバス』
元気いっぱいな子どもたちが、バスで出発!
テンポの良い文とカラフルな絵で、まるで一緒にお出かけしている気分に。

えんそくバス
母の日にぴったりの絵本
『おかあさん だいすきだよ』
やさしい言葉とふんわりした絵で、お母さんへの想いがまっすぐ伝わる1冊。
読んだあとは、自然と「ありがとう」が言いたくなります。

おかあさん だいすきだよ
『おはなをどうぞ』
感謝の気持ちを伝えるきっかけにぴったりの絵本。
「ありがとうっていい言葉だな」と、親子で感じられます。
母の日にぴったりの絵本

おはなをどうぞ
「きょうはなんのひ」
お母さんへのサプライズ作戦が描かれた名作。
“誰かを想う気持ち”を伝える温かいお話で、母の日にもぴったり。

きょうはなんのひ
学校行事が楽しくなる絵本
「からだにもしもし」
園や学校で検診はありますか?私が勤めていた園では春に検診がありました。お医者さんに慣れていない子どもはすごくドキドキしている様子だったので、いつもこの絵本を読んで、検診に不安をもたないようにしていました。ご家庭でも、検診の前に読んであげることで検診の大切さを知り、安心して検診を受けることができるのではないかと思います。

からだにもしもし
「わにさんどきっ はいしゃさんどきっ」
こちらの絵本も歯科検診の前に読みたい絵本です。わにさんと歯医者さん、怖がっているのはどちらでしょう?五味太郎さんの愉快な物語で、歯医者さんに行きたくなっちゃいますね。ご家庭でも、歯医者さんに行く前などに読みたい1冊です。

わにさんどきっ はいしゃさんどきっ
行事絵本をもっと楽しむアイデア
- 行事の前日に読むとワクワクが倍増!
- おうちで簡単にできるこいのぼり工作やお手紙作りと一緒に楽しんでも◎
- 読み終わった後の感想を絵にしてみるのもおすすめ!
次は…季節を感じる「自然絵本」も読んでみよう!
5月は行事だけでなく、自然もぐんぐん動き出す季節。
公園の草花、道ばたのたんぽぽ、空を飛ぶ虫たち──子どもの「気づき」をぐっと広げてくれる絵本もたくさんあります。
▼自然や春の変化を感じられる絵本はこちらの記事でご紹介しています:
👉 春から初夏へ♪ 自然を感じる5月の絵本特集【読み聞かせにおすすめ】
もうすぐ公開しますので、お楽しみに
まとめ|行事絵本で、親子の時間をもっと特別に
特別な日に読む絵本は、ただの読み聞かせではなく、親子の記憶に残る体験になります。
季節や行事を感じながら、絵本の世界を親子で旅してみてくださいね。
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